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埼玉大学
脳科学融合研究センター
教授  中井 淳一

アカデミック フォーラム
ポスター展示ブース:  D-02
口頭発表日時: 5月9日 (木)  10:50 ~ 11:20        口頭発表会場: ACA-8
 
発表タイトル: 蛍光カルシウムセンサータンパクG-CaMPを組み込んだモデル生物の創薬応用
 
発表内容: 我々はGFPをもとに細胞内のカルシウムイオンに反応する蛍光カルシウムセンサーG-CaMPを開発している。G-CaMPを発現するモデル動物は薬物スクリーニングに利用可能である。
研究内容の概要/特長
我々はGFPをもとに細胞内のカルシウムイオンに反応する蛍光カルシウムセンサーG-CaMPを開発している。G-CaMPは遺伝子でコードされているため、モデル生物に組み込むことが可能で、細胞特異的組織特異的に発現させることができる。我々はこれまでに種々のモデル生物にG-CaMPを発現させ、神経細胞、心筋、平滑筋、などでG-CaMPが機能することを確認している。G-CaMPを発現するモデル動物は薬物スクリーニングに利用可能である。
従来技術・競合技術との違い
G-CaMPは遺伝子でコードされているため、細胞特異的に発現させることが可能である。またいったん遺伝子に組み込まれると長期間発現する。
従来のエクオリンなどの発光センサーはG-CaMPと比べて暗く、cofactorを必要とする。従来のFura2などの合成色素は、多くの場合非特異的に細胞に取り込まれ、また細胞から徐々に排出されるので長時間測定には向かない。
想定される応用分野
研究ツール、創薬ツールとして利用可能である。
近年ゼブラフィシュはマウスと同様創薬に有用なモデル生物となってきた。我々の開発したセンサーを組み込んだマウスやゼブラフィッシュは研究ツールとして、また創薬ツールとして有用である。
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発表者プロフィール
京都大学大学院医学研究科博士後期課程修了
医学博士
1991 - 1995 , 京都大学医学部医化学第2講座 助手
1995 - 2003 , 岡崎国立共同研究機構生理学研究所 助手
2003 - 2008 , 独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター 副チームリーダー
2008 - 2009 , 独立行政法人理化学研究所脳科学総合研究センター 研究員
2009 - , 埼玉大学研究機構脳科学融合研究センター 教授
現在、蛍光分子センサーの開発と応用研究に取り組んでいる。
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